1. スポーツ・外傷

    「乳がんの手術のせい」と言われ続けた肩の痛み

    60代の女性が来院されました。主訴は左肩の痛みと可動域制限。腕が上がりきらず、動かすたびに痛みが走るという状態です。ただ、経緯が少し複雑でした。乳がんの術前に、体力維持を目的としたトレーニングを行っていたところ、左肩を負傷。その後、乳がんの手術を受け、術中にリンパ生検が行われました。クリップなどの残存物があるため、現時点ではMRIが撮影できない状態です。整形外科…

  2. スポーツ・外傷

    痛む左膝、原因は右膝にあったー代償動作から紐解く膝痛の見立て

    痛みのある部位と、原因のある部位は、必ずしも一致しない。特に外傷のきっかけがはっきりしない膝の痛みでは、今かばっている側だけを見ていると、本当の原因を見落とすこ…

  3. 坐骨神経痛・ヘルニア

    改善する可動域、残り続けるしびれー神経症状と機能障害を分けて評価する視点

    しびれが残っている患者様を前にすると、つい「まだ良くなっていない」と一括りに捉えてしまいがちだ。しかし神経そのものの回復と、関節や筋の機能的な制限の改善とは、そ…

  4. 内臓調整

    「頸椎の隙間が狭い」という診断の先にあるものー頸部痛再発を防ぐ胸椎回旋というアプローチ

    画像所見で構造的な異常が見つかると、そこが痛みの発生源だと結論づけたくなる。しかし、同じ場所の痛みが繰り返し再発するケースでは、構造そのものよりも、その周辺の機…

  5. 内臓調整

    自律神経失調症、対症療法だけでは届かない理由ー胸椎の硬さという客観的な視点

    「自律神経失調症」という言葉は、今やすっかり日常的な表現になった。原因のはっきりしない不調に対して、「なんとなく自律神経のせいかもしれない」と自分で見当をつける…

  6. 施術家の思考

    鍼灸師の紹介状では届かない場所がある

    産後ケアで来院されている方のことを、今回は記録として残しておきたいと思います。第1子出産時に会陰の4度裂傷を負われた患者さんです。肛門括約筋の損傷により、出…

  7. 施術家の思考

    なぜ、痛みのある腰に直接鍼を打たなかったのか——貧血既往患者への腰痛アプローチ

    症例概要慢性的な腰痛を抱えていらっしゃって、3ヶ月前の急性発作をきっかけに歩行困難を経験されたことがある患者様。重度の肩こりも併せて訴えており、日常生活で気に…

  8. 施術家の思考

    狭窄症の手術歴があっても、検査は一から始める

    70代の女性患者さんのケースを共有します。主訴は左下肢の痺れと、足首から先のボテッとした膨れるような感覚。歩くほど気になる、というものでした。背景として…

  9. 施術家の思考

    「いつもと違う腰痛」をどう評価するか——慢性症状の中に紛れ込んだ新しい痛みの見立て方

    症例概要50代女性。慢性的な首肩こり・眼精疲労を背景に持ちながら、昨日から従来とは異なる新しい腰背部痛が出現したことを主訴に初診来院。外科で仙骨部に狭窄症様所…

  10. 四十肩・五十肩

    「なぜ手のツボで肩が治るのか」に答えられますか

    症例概要50代男性。肩の痛みを主訴に来院。仰向けでの視診・触診では、肩関節の前方突出が明確に認められた。初診時の所見肩外転90度付近で強い抵抗感と痛みが…

  1. 腰痛・骨盤

    夕方になると膝下がパンパンになる——むくみ症例に潜む、仙腸関節と外側筋膜ラインの…
  2. 施術家の思考

    手術を勧められた患者さんに、私たちは何を伝えられるか
  3. 坐骨神経痛・ヘルニア

    痛みのある場所に、原因はあるか
  4. スポーツ・外傷

    痛む左膝、原因は右膝にあったー代償動作から紐解く膝痛の見立て
  5. 内臓調整

    自律神経失調症、対症療法だけでは届かない理由ー胸椎の硬さという客観的な視点
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